ツールドフランス:第15ステージ

ピレネー2日目、今日は下ってゴールするステージ。


逃げ10人・・・放送に入る間に決まった「出来立てホヤホヤ」の逃げ。
ポルテ・ダスペ峠(2級)の下りは、かつてカサルテッリが亡くなった下りというのもあって
メイン集団は超スローペース。
そんな間にも逃げ集団は普通に逃げてるので、一気にタイム差が広がってしまいました。
下りのカサルテッリの石碑の前では、一部の選手が十字を切りつつ通過。
次の2級山岳を通過した後、残り50キロを切って逃げと集団は10分以上の差。
逃げ切り容認という感じ。


ゴール前の超級ポール・ド・バレ峠に突入。
ここではサクソバンクがメイン集団をスピードアップ。
一方、逃げ集団は徐々に千切れてボクレール単独トップに。
頂上が近づき、メイン集団は総合勢の争いに。
なんとアンディ君がメカトラ!同時にコンタドールメンショフやSサンチェスが前に出る。
そんなこんなで超級の山頂通過は大混乱。
ゴールに向けてのダウンヒル。アンディ君が必死に追うも、追いつけず・・・。
前ではボクレールが逃げ切り勝利。


総合首位はコンタドールに、表彰台を見つめるアンディ君の目が怖かった。
やっぱ怒ってるよなー。これで友情が壊れちゃうとしたらショックだし残念です。

応援ライダー

コンタ君がアンディ君のメカトラに付け込んだみたいに言われてましたが、
そんな事はないと思いたいのですが・・・表彰台後のコメントでは何と言っていたのか。
結局ボクレールから2分50秒差でゴール、アンディ君から39秒先行してのゴール。
8秒差で総合首位に立った、というか立っちゃいました、表彰台でもブーイングでしたし。
ファンながら今日のレース展開&結果には複雑な思いです。
正直、コンタ君ファンとしても「待てなかったのかな」という思いがあります。
もしかしたら不調で心の余裕が無いのかな、分かりませんけど。


レオン・サンチェスは超級の山岳でメイン集団からは遅れてしまい・・・
5分44秒差の30位でゴール。
栗村さんの意見じゃないですが、最近は素晴らしいダウンヒルが見られてないのが残念です。


バレドは超級登りの早々で遅れていく姿が。26分4秒差の集団で110位ゴール。
ホアキンロハスは17分9秒差の集団で65位でゴール。



http://www.cyclingnews.com/races/97th-tour-de-france-gt/stage-15/results