ツールドフランス:第8ステージ

休息日前の重要な山岳ステージ。今日もスタートからの放送。
スタート早々に集団落車と、波乱な感じ。
落車の影響か、しばらく逃げが決まらず。集団もまとまらない感じでしたが、
分裂した集団も何とかまとまって、シャバネル(リーダージャージ)のトイレタイムでスピードダウン。
これで前に出ていた7人の逃げが決まる。


残り50キロあたりでランスが落車。
2005年までの現役時代は良く知らないのですが、復帰してから落車が多いとか。


終盤の1級山岳に差し掛かり、逃げ7人からはムーレンハウトなど3人が抜け出す。
メイン集団も徐々に人数を減らす。シャバネルも遅れる、またも1日マイヨジョーヌ
他にもランスなど重要な選手が次々と遅れる。
ランスは、その後の3級山岳の山頂ポイントで他の落車に巻き込まれるなど散々な状況。
そういやスタート直後の落車にも巻き込まれてたし、何だかツキが無さすぎ。


最後の山頂ゴールに向けて登り開始。
メイン集団では総合を争う選手がさらに絞り込まれる。
残り6キロで逃げを全て吸収。アスタナのナバロの引きでさらに人数が減る。
残り2キロでクルイジガーがアタック。総合勢のアタック合戦。
残り1キロでアンディ君とサムエル・サンチェスが抜け出し、2人のガチンコ勝負はアンディ君に軍配。
強いのにツールのステージ優勝は初めてという、ちょっと意外な事実。
ランスは不運続きで追走を断念、完全に遅れてしまいました。
シャバネルが遅れたことにより、総合首位はエヴァンスに。
ピノーは落車で傷付きながらも山岳賞キープ。アンディ君も新人賞キープ。
ポイント賞もフスホフトがキープ。

応援ライダー

コンタドールは自分からは攻撃せずに他の選手のアタックに付いていく形。
アンディ君とサムエル・サンチェスのアタックは見送ってしまいました。
終盤の厳しいステージを考えてるのかもしれませんが、昨年までのコンタ君とはちょっと違う。
本能的に動くコンタ君が好きだったので、何だかちょっと不満&不安にもなりました。
ブリュイネル監督の下から離れた事によってレースへのアプローチが変わったのかな??
なにはともあれ、10秒差の5位でゴールして総合3位(1分1秒差)に浮上。


レオン・サンチェス、次々と重要選手が遅れた終盤の1級山岳で既に苦しそうでした。
最後の山頂ゴールへ向けての登りまでメイン集団に何とか残っていたものの遅れてしまいました。
3分27秒差の31位でゴール。5分3秒差の総合20位。
バレドは集団前方でせっせとお仕事、シャバネルが集団から千切れて以降は彼をアシストしてました。
シャバネルと共に11分40秒差の59位でゴール。23分50秒差の総合50位。
ホアキンロハスは21分32秒差(72位)のグルペットでゴールする姿が。35分40秒差の総合75位。


http://www.cyclingnews.com/races/97th-tour-de-france-gt/stage-8/results

コンタ君、ちょっとした不調?

http://www.cyclingnews.com/news/contador-satisfied-with-first-mountain-stage
ドフィネなどでも言ってましたが、呼吸がうまくできない症状が少しあったようです。
無理にアンディ君を追いかけるより他の選手と行く事を選択したみたいで。