ジロデイタリア

第14ステージ

前日までとは打って変わって山岳3連続。
やっぱしスプリンター系選手のDNS&DNFが多し。公言どおりマキュワンは去っていきました。
平坦ステージで集団を引いたりしていたレベリンも昨日限り。
驚いたのはカベンディッシュが出走していた事、てっきりマキュワンと共に去ると思っていたので。


ステージ優勝を飾ったのはセッラ。
逃げ集団から単身抜け出しての『魂走り』見事でした。
数日前は悔し涙、今回は嬉し涙、ですね。


総合系の争いは最後の登りで激しくなり、バラバラ状態に。
その中でもメンショフが一番好調でした、個人的にはちょっと意外でした。
シモーニやリッコはそこそこ、ディルーカはちょっと遅れ気味だったかな。


個人的にオドロキだったのはヴァンデンブルック、1級山岳の頃から前の方にいたのでアシストかと
思ってしまいましたが、失礼しました。


ヴィスコンティ、頑張っていましたが残念ながらマリアローザを失ってしまいました。
変わって総合首位となったのはボシージョ。
彼の事も今ジロまで知らなかったので驚きの結果。意外と、今後のステージ次第では・・・?


アスタナ勢
最後の登り、徐々に絞り込まれていくうちにコンタドールは遅れちゃいましたね。
総合ではボシージョに5秒差の2位となってますけど、ちょっと不安の残るステージ結果でした。
明日と明後日の山岳ステージ、何とか踏ん張って欲しい所です。


今日の迷?場面
パンツ一丁のお兄さん、悪魔おじさん、いろんな人が出没。
ヴィスコンティを押してた人多数・・・気持ちは分かるけど、ダメですよ〜。

第13ステージ

2日連続「ド平坦」ステージ第2日目。


逃げていたのはビュファーズとアセヒノラザの「誕生日コンビ」。
終始にこやか、吸収される時も晴れやか。
集団の方も、クレーデンコンタドールにイヤホンを付けるように言う時もニコニコ。
何だか和やかすぎて、翌日からの山岳ステージの厳しさを逆に感じさせちゃいました。


スプリントはやっぱし!?ベンナーティとカベンディッシュの対決。
今回はカベンディッシュの圧勝でした。


前日はスプリンター達の集団とメイン集団が割れても同タイム扱いでしたが、
今回は、ライダーによって13秒差がついてしまいました。


マキュワンは勝てないままジロを去る事になりそう・・・残念。
ここ2日、集団を黙々と引いていたレベリンの姿も印象的でした。


アスタナ勢
コンタドールマキュワンと話してるシーンがありました。
山のスペシャリストと平地のスペシャリスト、何を話してたんだろ?
ゴールではクレーデンのみ同タイム扱い、コンタドールは13秒差がついていました。
コンタドールの方を応援してる身としては、こういうちょっとした事も気になります。
翌日からの山岳ステージではどんな走りを見せてくれるでしょうか。


今日の迷?場面
セッラが地元通過。集団から先行して沿道にいたお父さん?と抱き合うシーンがありました。
こういうのって数年前よくありましたよね。