太田さんの事故訴訟、主催者側が9000万円支払いで和解

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050728-00000415-yom-soci

カーレース中の事故で全身やけどを負ったレーサーの太田哲也さん(45)が、富士スピードウェイ静岡県小山町)やテレビ東京など主催者側に約2億9000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審は28日、東京高裁(横山匡輝裁判長)で、両社など6被告が計9000万円を支払うという内容の和解が成立した。
太田さんは1998年5月3日、富士スピードウェイで開かれたレースに出場したが、先導車がカーブで減速した際に後続車同士が衝突する事故が発生。太田さんの車も巻き込まれて炎上した。1審・東京地裁は2003年10月、事故発生時の消火体制の不備などを認定、計約9000万円の賠償を命じ、被告側が控訴していた。
太田さんはリハビリを続けながら、講演や執筆を行い、アマチュアのカーレースにも出場している。和解後、記者会見し、「訴訟の結果を安全性の向上につなげてほしい」と語った。
富士スピードウェイの話「安全確保のための努力を行っており、今後もその姿勢に変わりはない」
テレビ東京の話「裁判所の和解勧告を真摯(しんし)に受け止めた」

これで決着、ですかね。長かったのか、短かったのか…。
富士では横山さんのF3死亡事故(提訴するも棄却)など色々ありましたが、新しく改築されて、
安全面やバックアップ面など改善されている事を望みます。


参考:980503富士事故裁判資料集](横山さんの裁判も一番下にあります)