コンタドールの涙

パリ−ニースの表彰台、コンタドールの目には明らかに光るものがあった。


昨年、ランス&ブリュイネルのコンビと、それに追従するスタッフやライダーの中で
チーム内で孤立していったコンタ君。
嫌な思い出ばかりのチーム離脱を模索するも叶わず。
全く違う編成となるアスタナでの新シーズン。
昨秋から今年初めにかけて、心の中は不安だらけだったはず。


そんな中、特別なレースであるパリ−ニースで、総合優勝という結果を出せた。
「ひとつの目標は達成できた」
コンタ君の涙は、そんな安堵感から出てきたものではないかと思った。