パリ−ニース:第8ステージ(最終日)

http://www.cyclingnews.com/road/2009/mar09/parisnice09/?id=results/parisnice098
放送開始早々ビックリ!何と逃げ集団(4人)にコンタドールが!


第1山岳通過時点でコンタドールとレオン・サンチェスの差が2分ほどに。
一瞬コンタドールがバーチャルリーダーになりますが、
さすがにそのまま逃げられるわけも無く・・・
第2山岳へ向かう下りで、メイン集団が3チーム(ケースデパーニュ、サクソバンク
クイックステップ)合同の激引きでコンタドールのいる逃げ集団を追い詰める!


しかしながら、15秒ほどの差で辛くも捕まらず逃げ切り、第2山岳の登りに突入。
ここでタラマエが遅れて逃げが3人に。
再び逃げ集団とメイン集団の差がジワジワと開きます。
第2山岳通過時点で、コンタドールとレオン・サンチェスの差は50秒ほど。


第3山岳の登り始めの時点では、コンタドールとLサンチェスの差は18秒ほど。
登り始めてコンタドールがアタック!残っていたカザールとロペスガルシアが遅れ
コンタドールの単独逃げに。
メイン集団からはコロムやシュレク兄などが飛び出し、コンタドールを追う。
第3山岳通過時点でコンタドールとレオン・サンチェスの差は20秒ほど。
下りでシャバネル兄貴のチェーンが外れてる!(落車?)


残り9キロほどでコンタドールにコロムとシュレク兄貴が追いつく。
最終的にシュレク兄貴は自身の総合順位を優先して引いてくれたので
優勝はコロムとコンタドールのスプリント争いに・・・コロム優勝!
メイン集団は17秒差でゴールし、レオン・サンチェスが総合優勝を決めました。


ポイント賞はシャバネル兄貴、新人賞はシールトライエルス、山岳賞はマルティン
色々なことがあったパリ−ニースでした。


コンタドール:ステージ2位・総合4位、バレド:ステージ75位・総合37位
レオン・サンチェス:ステージ16位・総合優勝

コンタドール&アスタナ

最終日、失うものは無しとばかりに「駄目もと」アタック。
今日は昨日の教訓を生かし、モグモグと補給食を摂っていましたね。
逃げではタラマエとカザールの協力無くしてステージ逃げ切りはなかったでしょう。
彼らの協力に感謝です!でもステージ勝利はコロムに取られちゃいましたが(涙)
総合では1分24秒差で総合4位に終わりました。


私としては、コンタドールが表彰台圏内に上がる事を期待していたので
シュレク兄貴との差を気にしていましたが、残念ながら追いつかれてしまい・・・
そしたらシャバネル兄貴が遅れたので、もしかして!と思ってしまいましたが
彼も無事にメイン集団に復帰。
結果的に、コンタドールの表彰台はなりませんでした。
今回はTTや山岳ステージでの優勝があったものの、横風で単独になったり
補給食を摂り忘れてハンガーノックになったりと「山あり谷あり」の内容でした。
今回の結果を良い意味で糧にして、これから頑張って欲しいです。


アスタナとしては・・・
逃げにポポさんがいたようですが、コンタドールと一緒に逃げる事は出来ず。
今回はアシストの力不足がアチコチで言われてしまったアスタナでした。

レオン・サンチェス&バレド

レオン・サンチェス、見事に総合優勝!
今日はチームメイトにはモチロンですが、サクソバンクやクイックステップにも
感謝!なステージだったかもしれません。
さすがに昨日の終盤に独走した疲れがあったようで。
最後の下りでも、単独で飛び出してコンタドールに追いつく事は無く。
(やらなかったのか、出来なかったのか)
TTと下りは得意。登坂力がもっと上がれば、バルベルデに並ぶような地位を
ケースデパーニュで得られるかもしれませんね。


バレド・・・本日、一度も映らず(涙)悲しき最終日。
つくづく、昨年の放送を生で見ておくんだった・・・ステージ優勝してたのになぁ。