ブエルタ・ア・エスパニャ:第21ステージ

長かったブエルタも、いよいよ最終日のマドリッド・ゴール。
序盤は最終日ならでわの和やかムードで進みました。


周回コースに入り、アタック合戦開始!
ビンデイ、アニョーリ、ロセンドの3人が長く逃げましたが残り2周を切って吸収。
残り1周を切って、集団はいちだんとスピードUP!
残り半周あたりで落車が発生、そして残り1キロ手前のUターンでも落車が発生。
そんな混沌とした中で行われたスプリントを制したのはCSCのブレシェルでした。


そしてコンタドールの総合優勝が決定!
ジロとブエルタでのダブルツール&史上5人目の3大ツール制覇を達成しました!
達成期間が14ヶ月というのも快挙!
コンタドールはコンビネーション賞も獲得。
山岳賞はモンクティエ、ポイント賞はヴァンアーベルマート
チーム総合はケースデパーニュという最終結果でした。


トップ3の表彰式を前に放送終了しちゃいましたねえ。
放送時間はまだまだあったんだし、待てなかったものだろうか・・・

アスタナ&コンタドール

バザイエフがスプリントを狙ってましたが、残り1キロで無念の落車でした。


コンタドールブエルタで総合優勝!シーズン当初のチーム目標を見事達成しました。
ジロとブエルタでのダブルツール。
そして14ヶ月という短期間での3大ツール制覇。
これはツールの非招致によって生まれた「奇跡」とも言えるでしょう。
今後はそうそうないかもしれませんね。
チームとしても、ライプハイマーが好調で総合2位を獲得。
コンタドールと総合1-2という結果になりました。


コンタドールブエルタ仕様のキンピカバイクに乗ってましたね。
それにしても、特にディスカバリーに加入以降、本当に凄い選手に成長しました。
本人の素質のみならず、ブリュイネル監督の指導のお陰もあるのでしょうか。
今後の彼の活躍に期待したいですが、その「期待」に押しつぶされないか心配でもあります。
まだまだ若いですし、のびのびと走れるような環境にいられるといいのですが。