プリオール、マージンを築く

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/sport_sto1324138.shtml
22〜23日に行われたWTCCイギリス戦(ブランズハッチ)には3万2千人の観客が集まりました。
WTCCに参加している4つのメーカーにとって、それぞれいい週末となったようです。


シボレーのアラン・ムニュは第1レースをポールからスタートし、首位を譲ることなく
チェッカーを受け、チームにとってのシーズン6勝目をあげました。
ムニュはアルファロメオのジェームス・トンプソンからのプレッシャーに耐え、
今年4勝目をあげた初めてのドライバーとなりました。
WTCC初参戦ながらも3位表彰台を得たのは、チームRACのコリン・ターキントンでした。


BMWは第2レースで逆襲を見せ、2度の世界王者であるアンディ・プリオールが
母国レースでの勝利を得ました。2位もBMWのフェリックス・ポルテイロでBMWの1-2。
3位はシボレーのロブ・ハフでした。


ファーフスがこの週末無得点に終わった為、プリオールは12ポイントのマージンを築いて
選手権ポイントでトップに立ちました。
セアトは2つのレースで表彰台を獲得できなかったものの、ディーゼル車を駆る
イヴァン・ミュラーは着実にポイントを獲得し、選手権ポイントで3位となっています。


次戦は10月6〜7日、イタリアのモンツァにて第19&20戦が行われます。