ジロ・デ・イタリア:第17ステージ

http://www.cyclingnews.com/road/2007/giro07/?id=results/giro0717
ラストに激坂を迎える厳しいステージでした。
皆さん登りで盛り上がりますし、モチロン登りも好きなんですが、
やっぱ私は下りが一番好きですねえ・・・今回も、最後の登りに行くまでの下りを堪能しました。


最後の激坂ではシモーニの強さがでましたね、それについていったシュレク弟には
本当にビックリです。最後のピエポリ&シモーニのスパートにはついていけませんでしたが
それでも、あそこまでヒルクライム能力があるというのは素晴らしい事です。
兄貴より才能あるんじゃないか、と言われていたそうですが、あながちそれも嘘じゃないですね。
ピエポリのアシスト魂も素晴らしかったです。
ディルーカクネゴも、優勝争いから脱落した後も2人で刺激し合いながらの走りを見せ、
結果的にはシモーニからそれほど大差をつけられずにゴール。
・・・もうここまで来たらディルーカに勝ってもらいたい気も。
マッツオレーニが残念ながら順位を落としてしまいましたが、TTの結果次第では
まだ表彰台が狙えるでしょうか。


最後の激坂のふもとまでメイン集団から切れなかったペタッキも驚きでした。
結果的に11分7秒差の63位でゴール。
スプリントも変わり、そこそこ登りでもついていく走りを見せ、ますます「新生ペタッキ」を
感じさせてくれました。
第14ステージでも少し思いましたが、コドルは下りがうまい!


マリアローザディルーカがキープ、シュレクが2位、4秒差でシモーニが3位となってます。

気になる人チェック

逃げの12人にベッティーニがいました。彼は今回のジロで逃げに乗る事が多いですね。
最後の激坂で遅れる分を考えての逃げだったのかな?
でも結局2分43秒差の16位で、ゴールでのポイント獲得はできなかったようです。
途中のスプリントポイントで1位通過し8ポイント追加したものの、「新生ペタッキ」の
ミラノまでの完走は確実だと思うので、今年のチクラミーノは難しいかなあ・・・。


モラビートは13分36秒差の86位、バザイエフは16分14秒差の116位でした。