マカオは難しい!

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/macau/2006/sport_sto1003669.shtml

マカオでのWTCC最終戦まで、いよいよ2週間を切りました!
去年同様、最終戦でチャンピオン決定という事になりました。
チャンピオンを争うドライバーの中でも、ギアレースは得意不得意があるようです。


今までF3GPとギアレースの両方で勝ったドライバーはヨルグ・ミュラーただ1人。
彼は1993年にF3GPレースで勝利、2004年にギアレースで勝利しています。
ファーフスは去年の初走行で見事に勝利。
プリオールは2004年&2005年の2度2位。リデルは1992年のF3GPで優勝してますが
ギアレースでは2004年に上げた3位という成績が最高順位のようです。
これらのドライバーはマカオが得意という事で、チャンピオン獲得に向けて有利です。


イヴァン・ミュラーとタルキーニにとって、このサーキットはあまり得意ではないようです。
2人とも過去にF3GPで出場してますが、タルキーニは1988年の第1レグで10位。
イヴァン・ミュラーは1991年に出場してますがリタイアだったようです。
特にタルキーニは近年出場したギアレースでも不運に見舞われているようで…
2002年は表彰台を争っている最中にリタイア、去年は予選の大クラッシュで
レースを走る事さえできませんでした。


チャンピオンを争うドライバー以外でも、マカオが得意なドライバーはいます。
ダンカン・ヒュイスマンは2001年から2003年まで3年連続でギアレースに勝利。
トム・コロネルは2001年のギアレースでレグ勝利。
ニコラ・ラリーニは2002年のギアレースで2位。
ジョルディ・ジェネは1991年のF3GPで2位。ヤン・マグネッセンは1994年のF3GPで3位。
もちろん、地元のアンドレ・クートもここが得意。2000年のF3GPで勝利しています。