ファーフスが選手権トップに浮上し、最終戦へ!

http://www.fiawtcc.com/fiawtcc/macau/2006/sport_sto981703.shtml

息をのむようなヴァレンシアでの2つのレースを終え…
タイトル争いの可能性のあるドライバーが9人も残っています!
トップから9位までの差が12ポイント差という僅差で最終戦マカオへ向かうことに。


Nテクノロジーのアルファを駆るアウグスト・ファーフスが、ヴァレンシアの第1レースで勝利。
ヴァレンシアでのレースの結果、彼はプリオールとヨルグ・ミュラーに1ポイント差、
タルキーニに3ポイント差をつけ、選手権のトップへと浮上しました。


タイトル争い上位のプリオールとタルキーニとリデルが、接触によってポイントをほとんど
獲得できなかったため、ヨルグ・ミュラーの第2レースでの勝利は、彼のチャンピオンシップ
獲得へ向けての大きな後押しとなりました。


メーカー部門では大きな変化があり、BMWが2位のセアトとの差を10ポイントとしました。


インディペンデント部門では、プロチーム・モータースポーツのルカ・ランゴーニが
素晴らしいパフォーマンスをみせ、第1&第2レース共に総合で表彰台に上がりました。
プライベータにとって、1イベント2レース連続表彰台というのは歴史的な結果でした。
しかしながら、GRアジアのトム・コロネルが、2倍のポイントを与えられる最終戦を前に
インディペンデント・トロフィーのタイトルを決めました。


シボレーとBMWチーム・イタリア−スペインにとっては、ラリーニとヒュイスマンの
表彰台獲得という良いニュースがありました。
それとは正反対に、セアト・スポーツは7人のワークスドライバーを擁して獲得できた
ポイントはわずか7ポイントという有様で、最悪の週末に。
セアトのホームレースとしては、大きな失望を味わう結果となりました。


11月18〜19日に、2006年WTCCはマカオで最終戦を迎える事となります。